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新聞掲載記事

更新:2018/12/28

弁理士の実勢

  日本の弁理士制度は、遡れば、明治32(1899)年の「特許代理業者登録規則」の施行から始まります。当初の登
 録者数は138名でした。その後、種々の理由による増減を経て、平成26(2014)年3月末現在では、登録者数は
 10,171人となっています。登録者数において大きな変化があったのは、昭和13(1938)年です。このときの弁理
 士法一部改正で弁理士会への加入が必須となったことにより、実際には弁理士の業務を行っていなかった者が弁理
 士登録を抹消し、登録者数は4,389人から2,604人まで一気に減少しました。その後、太平洋戦争の激化などによ
 り減少が続き、昭和28(1953)年には926人まで減少しました。その後、高度成長期以降は、日本の経済の発展
 とともに弁理士数も増加を続けています。2013年のデータによれば、平均年齢は49.1歳、男女比は男性86%、
 女性14%となっています。都道府県別に見ると、東京都5,652人、大阪府1,547人、神奈川県740人の順で多くな
 っています。東海地方では、愛知県が514人で最多です。事務所の規模別に見ると、いわゆる1人事務所が全体の
 約68%で、大規模事務所と言われる50人以上の規模の事務所は全体の約0.24%です。
                                            弁理士 岩田 誠