東海支部の活動について

主なセミナー・イベント事業 知的財産セミナー

更新:2018/12/03

[1月31日]日本弁理士会東海支部開設日記念「知的財産セミナー2019~事業を成功へと導くための知財戦略~」

 気付いていますか?デザイン・ブランドの実力 パテントでは得られない企業イメージの確立手段
  事業を支える知財戦略を考えるとき、特許出願?意匠出願?商標出願?事業の内容に合わせて実利のある知財戦
 略を!
  日本弁理士会東海支部の開設を記念する恒例の知財セミナー。日本弁理士会東海支部は、東海地区における知的
 財産活動の充実・発展への貢献を使命の一つとして活動しています。
  今年は、全国的に注目されている、「中小企業支援」の観点から-事業を成功へと導くための知財戦略-をテー
 マとしました。
  知的財産戦略は、事業の利益確保・継続性の観点から検討され、実行されるべきです。知的財産という言葉を使
 うとき、専ら「特許」や「発明」がスポットライトを浴びます。しかし、自社/自身の事業戦略を顧みたとき、
 「特許」を取得することだけが正解でしょうか?
  企業イメージや製品イメージが浸透・定着していないステージで、如何に自社・自社製品を世の中にアピールし
 ていくのか?実は、意匠を通じて製品の機能性やデザイン性をアピールしたり、商標を通じて企業のブランドイメ
 ージを確立して、自社製品の認知度を向上させることは実効性があり、重要です。意匠・商標それぞれについて、
 特許と絡めた実例、他では聞けないユニークかつ多様性に富んだ実例を、実際にご担当された講師の皆様からリア
 ル感満載でご紹介いただきます。
  多様な事例の数々は、今までの知財活用・知財戦略についての考え方に新たな思考を与えてくれるものと考えて
 おります。ぜひ奮ってご参加ください。

  日 時:2019年1月31日(木)13:00~17:00(受付は正午より)

  場 所:名古屋観光ホテル3階「那古の間」(名古屋市中区錦1-19-30 電話052-231-7711)

  内 容:
    ■基調講演「デザイン経営を支える意匠制度の未来」(13:15-13:55)
     講師 澤井 智毅 氏(特許庁 審査第一部長)
     内容 特許庁では本年5月に「『デザイン経営』宣言」を発表しました。デザインは、企業が大切にして
        いる価値や、それを実現しようとする意志を表現する営みであり、他の企業では代替できないと顧
        客が思うブランド価値とイノベーションを実現する力となります。デザインの経営的価値や、意匠
        制度の活用を含むデザイン経営の実践事例をあげ、デザイン経営に資する意匠法改正の方向性につ
        いても紹介します。

    ■第1部「親水性無機塗料『ゼロ・クリア』の販売戦略を支えた知的財産」(13:55-14:35)
     講師 小川 宏二 氏(株式会社五合 代表取締役)
     内容 弊社は地球環境にやさしい100%無機塗料「ゼロ・クリア」「ゼロ・テクト」と天井クレーンコン
        トローラ安全システム「zen」を主力製品として、大手メーカーにOEM提供するなど事業展開して
        います。高いアイディアと技術力を有しているという自負はありますが、弊社のような中小企業は、
        技術力を訴求するだけでは大手メーカーと同じ市場で渡り合うことは困難です。弊社は、特許に裏
        打ちされた技術力を核として、マーケット戦略を意識して商標に注力した知財戦略を進めてきまし
        た。現在では中国に合弁会社を設立するに至っております。本セミナーでは特許と商標を織り交ぜ
        た知的財産戦略の事例をご紹介します。

                     休憩(14:33-14:50)

    ■第2部「伝統技術とデザインの融合・企業発展に寄与した知的財産」(14:50-15:30)
     講師 長谷川 尚彦 氏(長谷川刃物株式会社 代表取締役社長)
     内容 弊社は岐阜県関市でハサミをはじめとした刃物を製造している老舗メーカーです。ニーズに合わせ
        た確かな切れ味を提供する「CANARY」とユニバーサルデザインの刃物を提案する「HARAC」の2
        ブランドを展開しています。安価な海外製品に対する対策を要するも、刃物製品は伝統産業のため
        特許は取りづらいため、加工技術はブラックボックスとし、商標と意匠の活用に目を付け、他社製
        品との差別化を図るビジネスモデルを確立しました。商標および意匠の活用は自社のブランド化に
        も繋がり、現在ではOEMからNBに転換し高利益化を実現しました。本セミナーでは、知的財産権
        を活用する観点から伝統産業を如何に成長させていくかについてお話いたします。

    ■第3部「「あずきバー」の逆襲-地方菓子メーカーの知財戦略-」(15:30-16:10)
     講師 松崎 秀央 氏(井村屋株式会社 開発部副部長 兼 同デザイン・マーケティングチーム長)
     内容 全国的に知られた「あずきバー」の商標登録は、当初、特許庁では認められず裁判を経て認められ
        るに至りました。地方(津市)に本拠を持つ井村屋にとって全国的に商品展開をするためには知的
        財産が極めて重要となります。「あずきバー」をはじめとして「やわもちアイス」「招福ようかん」
        「スポーツようかん」(いずれも登録商標)などを例にその知財戦略を紹介します。

                     休憩(16:10-16:20)

    ■第4部 パネルディスカッション
     「ブランドの確立とデザイン力なくして企業の販売戦略は成り立たない」(16:20-17:00)

     パネリスト 小川 宏二 氏(株式会社五合 代表取締役)
           長谷川 尚彦 氏(長谷川刃物株式会社 代表取締役社長)
           松崎 秀央 氏(井村屋株式会社 開発部副部長 兼 同デザイン・マーケティングチーム長)
     モデレーター 中村 知公 氏(日本弁理士会 意匠委員会 委員 弁理士)
     内容 中小企業に限らず企業における知財戦略が、技術力に裏打ちされた特許権を重要視し、一方で相対
        的に意匠・商標権の有効利用が見逃されがちな傾向にあります。ご登壇の企業は元来ありました技
        術力を販売戦略に活かすため意匠・商標権を活用して成功・成長されました。パネルディスカッシ
        ョンでは、それぞれの企業の販売戦略における知的財産権の活用のあり方について深く掘り下げて
        お話を伺えればと思います。

  主 催:日本弁理士会東海支部

  後 援:中部経済産業局、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、(一社)愛知県発明協会

  定 員:600名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

  参加費:無料

  対 象:一般、学生、大学・企業の知財部門・研究者・技術者、ベンチャー起業を目指す方、中小企業の経営者、
      知的財産関係者

  申込方法:参加申し込みフォームにより、1月24日(木)までにお申し込みください。後日入場券を発送いたし
       ます。なお、FAXでのお申し込みは、下記申込書をご利用ください。

  問合先:日本弁理士会東海支部
      名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル8階
      電話:052-211-3110 FAX:052-220-4005

   ※入場券をお送りしますので、必要事項は明確にご記入下さい。
   ※いただきました個人情報は、本セミナーを円滑に実施するために必要な範囲に限って利用する他に、当支部か
    らのイベント情報の提供に利用させていただくことがあります。
   ※ご質問等はそれぞれの講演・発表の終了後にお受けします。
   ※会場は室温調整が十分に出来ないこともありますので、衣服等で調整できるようにご準備下さい。
   ※インフルエンザ流行等の事情により中止することがあります。中止の場合は弊支部ホームページでご案内しま
    す。
   ※知的財産(知財)権とは、特許権、実用新案権、意匠権及び商標権の総称である工業所有権(産業財産権)に
    著作権を含めた総称です。