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[2月7日]日本弁理士会東海会開設日記念 知的財産セミナー2025「知財経営を支えるデザイン戦略~会社のブランドと商品力を高めるデザインの磨き方~」

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 日本弁理士会東海会は、東海地区における知的財産活動の充実・発展への貢献を使命の一つとして活動しています。「知的財産セミナー2025」は、日本弁理士会東海会(旧東海支部)の開設日(1997年1月31日)を記念して開催する恒例の知財セミナーです。
 近年のデジタル化社会への進行、特にSNSの急速な普及に伴って人々の価値観が多様化しています。モノの消費からコトの消費、トキの消費へのシフトが加速し、これまでとは異なる新たな事業価値の創造、自社商品やサービスの差別化が求められています。
 コト消費、トキ消費の社会では企業のブランディング戦略が従来よりも一層重要になりました。そして、培われてきた自社ブランドを守るための知的財産として、デザイン(意匠)の価値が高まっています。
 そこで今回のセミナーでは、デジタル化社会の中で企業のブランド力、商品力を高めるため、どのようにデザインを創出し、更にはデザインが保護対象である知的財産権(意匠権)をどのように取得し利用するべきかについて考えていきます。
 第1部では、価値観が多様化した現代社会において優れたデザインを創造するデザイン・クリエイティブの発想方法などをご紹介します。
 第2部では、デジタルマニュファクチャリングにより優れたプロダクトデザインを実現する可能性について議論します。
 第3部では、2020年に行われた意匠法の大改正後、意匠登録することの魅力と利用状況をご紹介し、併せて注目すべき意匠登録の例や知財戦略的な出願・登録の例をお伝えします。

日時:2025年2月7日(金)13:30~17:00(受付12:30より)

場所:名古屋観光ホテル3階「那古の間」(名古屋市中区錦一丁目19-30)

内容:
■第1部「次の時代を切り拓くソーシャルデザイン〜人・社会・地球・未来を笑顔にするデザイン〜」(13:40~14:40)
 講師 株式会社水谷事務所 代表取締役社長 アートディレクター 水谷 孝次 氏
    [略歴]日本デザインセンターを経て、83年水谷事務所設立。東京ADC賞、JAGDA新人賞、N.Y.ADC金賞・銀賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞・
       銅賞・特別賞、ほか多数受賞。代表作は森永製菓「inゼリー」ロゴ・パッケージ、ANA「ANA’s CHINA(映画より面白い国)」、
       ワコール「好きな色に抱かれたい」、福岡ダイエーホークス、SWATCH、写楽生誕200年「現代の写楽」、アカチャンホンポロゴマークリニューアルなど。
       意匠的・技術的に優れたデザインだけではなく、人々がコミュニケーションをしながら、幸せが伝わっているデザインを追求。
       1999年よりMERRY PROJECTを始動。これまで世界40ヶ国で50,000人以上の笑顔とメッセージを取材。世界中で笑顔のコミュニケーションデザインを
       展開している。

 内容 水谷孝次のデザイン・クリエイティブを中心に、企画やクリエイティブの発想方法など、今までの作品や経験から導き方のコツをお話しします。
    そして現在取り組んでいるソーシャルデザイン・社会課題の解決、MERRY PROJECTにたどり着くまでのストーリー。
    2005年愛知万博のシンボルコンテンツ「MERRY EXPO」や、2008年北京オリンピック開会式に芸術顧問として招聘され、世界中の子どもたちの笑顔が傘に
    プリントされた「笑顔の傘」が発信・披露されるまでのエピソード。

休憩(14:40~14:50)

■第2部「プロダクトに意味と価値を与えるデザインを目指して~中小企業が挑戦するこれからの知財戦略~」(14:50~15:50)
 講師 株式会社クロスエフェクト 代表取締役 竹田 正俊 氏
    [略歴]1973年京都市伏見区生まれ。1996年立命館大学卒業後、米国カリフォルニア州に留学。2000年クロスエフェクト創業。
       2001年株式会社クロスエフェクト法人設立に伴い代表取締役に就任。2011年京都試作ネット代表理事就任。同じく 2011年医療系臓器シミュレーター
       開発を主とした株式会社クロスメディカルを設立し、代表取締役に就任。2022年にはプロダクトデザイン部門を分社し、株式会社クロスデザインを設立。
       第5回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞をはじめ受賞歴多数。
       京都試作センター(株)代表取締役、学校法人京都学園大学(現 京都先端科学大学)理事などを歴任し、現在はハードウェアスタートアップの試作支援を
       行う(株)Monozukuri Ventures取締役、公益財団法人京都産業21理事なども務める。

 内容 私たちはお客様に提供できる最大の価値は「時短である」と捉え、常に時間に対する意識改革に取り組んでいます。
    特に近年のデジタル化によって私たちの携わるものづくり現場にも大きな変化が押し寄せてきています。AI、DX、VRをはじめとする最先端テクノロジーを
    駆使したデジタルマニュファクチャリングの出現。
    私たちはこれらの劇的な変化を大きな「機会」と捉え、「実現可能性のある製造工法(Manufacturing Feasibility)」を常に意識した最速かつ最善の策を
    クライアントに提供し続けて参ります。

休憩(15:50-16:00)

■第3部「嬉しい!安い!早い!日本の意匠登録制度は世界一!馬子にも意匠!どんどん使おう意匠登録制度!」(16:00-17:00)
 講師 日本弁理士会東海会所属 弁理士 中村 知公
    [略歴]1990:弁理士登録|
       1984-2000:トヨタ自動車(株)、工場勤務(生産管理)を経て知的財産部(当時特許部)に異動・商標意匠担当として国内外の企業知財業務に従事|
       2001-小西・中村特許事務所開設|2009-2010:工業所有権審議会弁理士試験委員(担当科目:意匠法)|
       2010-2020:吉備国際大学大学院(通信制)知財研究科教授 担当科目|特許法・意匠法・論文指導|
       2019-財務省関税局知的財産専門委員(商標法・意匠法・著作権法領域)|2020-日本知的財産仲裁センター・ドメインネーム仲裁調停委員|
       2024/11:意匠法条約(DLT)外交会議(リヤド)_日本商標協会代表として出席
    [著作](日本語):新版意匠法コンメンタール|勁草出版(「意匠法6章の2」担当)、知的財産法学の世界|
           部分意匠における権利不要求範囲(破線部分)の考察|マスターリンク他
       (英語):Design Rights|Functionality and Scope of Protection/Chapter of Japan|AIPPI|Wolters Kluwer

    日本弁理士会東海会所属 弁理士 前田 大輔
    [略歴]弁理士 日本弁理士会常議員、国際活動センター副センター長、意匠委員会委員
       2005年弁理士登録。以降、商標・意匠専門の弁理士として、様々な規模・業種の依頼人へのコンサル、調査、出願・中間対応、交渉、訴訟、講演等、
       国内外の多岐に渡る業務に携わる。日本弁理士会では、執行理事、商標委員会委員長、その他多数の委員会・WGの委員を歴任。
       現国際ファッション専門職大学非常勤講師、(公財)名古屋産業振興公社 名古屋市新事業支援センター 知財戦略担当マネージャー。

 内容 (前半)それ、特許にする?実用新案にする?いやいや、意匠登録を忘れていませんか?2020年に大改正された意匠法、益々、嬉しい制度になりました。
       意匠登録の嬉しさと、大改正後の意匠登録の利用状況をご紹介し、その魅力をお伝えしたいと思います。
    (後半)「こんな製品の意匠登録なんて無理」と決めつけていませんか?「意匠権での保護」というオプションを検討もせずに捨てていませんか?
       皆様のご想像以上に意外なモノに沢山の意匠登録が認められています。
       日本弁理士会意匠委員会で大量の先行意匠登録を調査し検討した結果を基に、あっと驚く意匠登録の例や戦略的な出願・登録の例をご紹介します。

主催:日本弁理士会東海会

後援(予定):中部経済産業局、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、一般社団法人愛知県発明協会、INPIT愛知県知財総合支援窓口

定員:500名(参加費無料)

対象:一般、学生、大学・企業の知財部門・デザイン部門・研究者・技術者、ベンチャー起業を目指す方、スタートアップ・中小企業の経営者、知的財産関係者、等

申込方法:参加申し込みフォームによりお申し込みください。
     ※入場券をお送りしますので、必要事項は明確にご記入下さい。いただきました個人情報は、本セミナーを円滑に実施するために必要な範囲に限って
      利用する他に、当会からのイベント情報の提供に利用させていただくことがあります。

申込締切:2025年1月31日(金)

問合先:日本弁理士会東海会
    名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル8階
    電話:052-211-3110 FAX:052-220-4005

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