豊田工業高等専門学校における特許紛争劇
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日本弁理士会東海会の教育機関支援機構は、令和元年12月4日(水)に、豊田市の豊田工業高等専門学校で「特許紛争劇」を行いました。同校の学生や教職員、同校の講座を受講している企業勤務者のうち、希望した方が参加されました。
まず、特許に関する基本知識について前説を行い、その後に劇を始めました。最初は慣れない特許の話のせいか、 参加者の皆さんに若干固い雰囲気も感じられました。しかし、演者の大きなリアクションやだじゃれを入れたセリフによって場が和み、段々と劇に引き込まれていく様子でした。また、皆さんの理解を手助けするため、所々で劇を中断して特許出願の時系列や特許侵害の争点の説明を入れながら、劇を行いました。
劇の後の質疑応答では、積極的に質問がなされ、参加者の皆さんの特許に対する理解や関心の高さに驚きました。
最後に、「日々の業務の中で特許を考えるきっかけになる貴重な機会を頂けた、とても面白い劇でした」とのお礼の言葉をいただきました。
日本弁理士会東海会では、学校関係者からの要望に応じてこのような活動を行っていますので、ご要望があればお知らせ下さい。
広報企画委員会 弁理士 舟橋 康裕